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新國真也さんインタビュー「子どもたちに毎日、美味しいお米を食べて欲しい」

新國真也さんインタビュー「子どもたちに毎日、美味しいお米を食べて欲しい」

う米めんの主たる原材料「お米」を提供している、農家の新國真也さん。

今回は稲作りの信念や、う米めんへの想いなど、お話を伺いました。

”地域を守る”ことを考えて、稲作りを始めた

新国農園はもともと、23年間トマトの栽培を主軸に経営をしていました。お米も昔から作っていましたが、本腰を入れて作り始めたのは、5年前のことです。

稲作りに本腰を入れたのは、自分自身の生活を守るためではなく、”地域の土台を作るため”です。

地域(※福島県南会津郡只見町の只見地区)の土台を作るために、まず何をすればいいのかを考えたときに”地域に暮らす子どもたちに美味しいお米を届けたい”という想いが頭に浮かびました。

お米が子ども達の笑顔や次の世代への土壌になる

私は、地域の子どもみんなが、自分の子どもだと思っています。
日本人の主食となるお米だからこそ、地域の子どもたちに安心して美味しいものを食べて欲しい。

ただ、“地域を守る”ということは私一人ではできません。
社会の一部として、私の作ったお米が、子どもたちの笑顔や次の世代への土壌の一つになればいいなと考えています。


地域の子どもたちと一緒に社会を作っていく

 新国農園では、地域の子どもたちと”一緒に事業に取り組むこと”を大切にしています。

一例ですが、少しご紹介すると、

地域の小学生は商品のパンフレット、中学生はお米の紙袋を加工して、エコバックを作ってくれています。高校生は、雪国の太陽という商品を世界にどう届けるのか?を授業の一環として考えてもらっています。

子どもたちとの活動を通して、誰かが描いた下書きをなぞる力ではなく、大きなキャンパスに自由に描くような力をつけて欲しい。

だから、新国農園は、地域の子どもたちと一緒に作っています。


う米めんを日常の食卓で食べて、楽しんでほしい

お米は嗜好品でも、贈答品でもなく、常に日常の食卓に並ぶものです。私は日本人に合う”お米”という主食を毎日食べて欲しいと思っています。

お米は毎日食べて欲しいし、う米めんは週に1回食べて欲しい。お米は通常は、おかずで味のバリエーションをつけます。
でも時にはお米自体のカタチを変えてもいい。

1週間の中で、うどんも食べたし、スパゲッティも食べたし、ご飯も食べた。だけど一貫してそれはお米で出来ている。

う米めんの存在によって、お米をスパゲッティやうどんととして食べられる。
それは体の形成においても、食べる喜びを感じる意味でもすごく良いことだと思っています。

また、子どもには食べることに喜びを持ってもらいたいと思っています。
美味しいと感じる要素は、味覚だけではなくて、食感もあります。

子どもたちに、食卓でう米めんのもちもちな食感を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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樽川千香子「食卓に変わらない美味しさを届けたい」

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